印刷・用紙に関するご質問
- ノーカーボン用紙(感圧紙)の種類は、どのようなものがありますか?
一般に流通しているノーカーボン用紙(感圧紙)は、N30~N130までです。上用紙・中用紙・下用紙それぞれに厚みがありますので、詳しくは別表をご覧ください。
- 減感印刷って何ですか? 動画説明ページもご覧ください
減感印刷とは、バックカーボン印刷とは逆の要領でノーカーボン紙の発色を止める印刷です。発色を止めたい部分に減感インクで印刷することで、その部分だけを発色しないようにできます。受領書の金額部分が発色しないようにしたり、印鑑を押す部分の発色を止めたりする場合に使用します。
- レーザープリンター用のカット紙は作れますか?
はい、大丈夫です。レーザープリンターはトナーを定着させる為にドラムと言う部分で熱をかけます。このため用紙がカールしやすく、NIP紙と言う特殊な上質紙を使います。また一般インクではドラムの熱でインクの汚れが出たりする為、UV印刷を使用します。
- UV印刷って、何ですか? 動画説明ページもご覧ください
一般に印刷で使用するインクは、印刷後自然乾燥によって乾燥します。UV印刷とは、紫外線(UV光線)を当てることで瞬間に硬化するUVインクを使った印刷です。
- ミシンの種類について 動画説明ページもご覧ください
ミシンの種類と切れ味ついての説明です。動画をご覧ください。
ノーカーボン | バックカーボン | |
発色内容 | 青色発色 黒色発色 | 複写が比較的濃い 基本色は藍と黒(赤、緑、茶も対応可能です) |
発色内容の原理 | 塗布された小さなカプセルが筆圧により潰れ、 中の反応液が化学反応することで発色 | 印刷した裏面のカーボンインキ自体が 筆圧により転写 |
経年劣化耐性 | 使用状況にもよるが比較的短い (5年程度) | 使用状況にもよるが比較的長い(5年~10年) 産業廃棄物管理票(マニフェスト)などの 長期保存文書に必須の場合がある |
見た目 | 裏面が白い状態で加工されているようには見えない 手などが汚れない | 用紙の裏にはカーボンインクが印刷されている 擦れなどで用紙や手などヨゴレがつきやすい |
耐水性 耐油性 対候性 | 耐性無し | 素材が水や溶剤に溶けない有色微粒子の 性質上、各耐性が強い |
転写用紙 | 基本的に感圧紙にのみ | 上質紙、色上質紙、タック紙、ユポ紙等 ほとんどの用紙に転写可能 |