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2024.02.24
第421話:異常天候 異常気象
こんにちは こんばんわ 東京営業所の鞍掛です
先日の高気温 2月なのに23℃
いったいどうなっちゃってるんでしょう地球は
ニュースで知る限り 北米地域の熱波襲来、欧州地域や中国の壊滅的な洪水など
世界規模の異常気象もここのところ毎年のように発生してます
この異常気象を引き起こしている共通の原因は偏西風の蛇行にあると言われ
北半球の上空を西から東へ吹くジェット気流の偏西風が
北米地域では通常よりも極端に北上したことで南からの熱い空気が入り込んで異常な高温に
欧州地域や中国では偏西風が南下したことで寒気がなだれ込み豪雨になりました
偏西風の蛇行は地球温暖化が影響しているようなのですがそのメカニズムはまだわかってません
今まで天候や天気については不確定要素だらけの自然任せでしたが
近代では各国で気候改変プログラムの研究、開発が活発化してきています
こと人工降雨に用いられる技術は「クラウド・シーデイング(雲の種まき)」と呼ばれ
湿度の高い雲の中に氷と似た結晶構造のヨウ化銀などを航空機やロケット弾などで注入し
水分がヨウ化銀などの粒の周りに集まることで重くなり雨として落下させる仕組みが応用されています
その中でも世界で群を抜いて中国のクラウド・シーデイング研究は進んでおり
こうした災害への対策だけではなく 大きなイベント当日を晴天で迎えるためにも活用されています
2021年の中国共産党100周年記念式典は事前の予報で「雨が降る」ことが指摘されたため
前夜と当日早朝に上空の積乱雲に向けて数百発以上の降雨ロケット弾を発射
2008年の北京五輪でも競技中の降雨を避けるために人工的に雨を降らせていました
あくまで世界規模で見ると微小な気候変更で全体としての影響はほぼないと言われていますが
まだまだ研究段階のところも多く何らかのリスクを抱えているおそれもあります
画期的な技術の研究・開発は人々の生活が良くなる大きな可能性を秘めていると同時に
技術を大々的に活用していくためには影響・リスクの徹底的な解明と
使用ルールの整備などの制定も望まれています
しかし 2月で23℃ってことは今年の夏はどんだけ暑くなるのでしょうか・・
今から考えても怖い怖い
(去年の夏は温度計の色がドス赤黒くなってました)
冬がこれなら夏が怖いですな~。
50度くらいになっちゃうかもしれませんね(;'∀')