スタッフブログ
2019.12.17
第268話:メリークリスマス♪
まいど、営業カギヤマです。
もうすぐクリスマス。プレゼントはもう用意できてますか⁇(^^
さて先月末、 地元で蓮池薫さんの講演会があるという情報でこれは行かねばと、 嫁と聴きに行ってきました。
蓮池薫さんの事は皆さんも知ってると思いますが、 生の話を聴きたい、というのと全国を講演する意図を知りたい、 という気持ちもありました。
2時間弱の中でどれほどの内容まで話してもらえるのか?と。
講演1時間前に行きましたが行列はすでに出来、 会場の収容人数300人で打ち切られます。
そして蓮池さんの話が始まりました。
記憶はすごく鮮明で、実際は辛い事ばかりであったはずなのに、 話が上手く、 時々周りから笑い声も聞こえるほど面白く話されます。
大学在学中に拉致された瞬間からその過程、現地での生活。 最初は北朝鮮側のスパイに仕立てようとすれば他に脱走者が現れて 頓挫、
スパイを育てる日本語教師にしたりと行き当たりばったり… 。
スパイを育てる日本語教師にしたりと行き当たりばったり…
大胆な事をしてきた割には思慮の浅いプランだったようです。
現地での24年間はそんな境遇でも腐ることなく、 出来ることの最善を尽くし、 帰国できるかわからない人生を一生懸命に生きてられました。
すごい精神力ですね。
そして入ってくることの少ない情報の中で、 政治や海外の情勢が変わると自分の扱いも変わることを正確に掴ん でいたことも驚きました。
情報にありふれた日本の中でも無関心な部分もある自分達が大いに 恥じることだと思いました。
最後に「 何故こんなに拉致とは無縁に生きてきた私達にこんなに真剣に話を してくれるのか?」という疑問。
それは「拉致問題を決して風化させないため」 と言うことなのです。
日本人は何年経ってもこの問題を言い続ける、 と北朝鮮に思わせないといけないと。
時間が解決する問題ではないと。
拉致という一方的にされた問題なので、 事実が明るみになった以上、強く出たらエエヤンとは思いますが、
それでは嘘で誤魔化され真実に、 拉致被害者の帰国に辿り着けません。
(日本国内ですら、 ナンチャラを見る会の名簿を破棄してしまったやらバックアップデ ータが有るやら無いやら真実を語られてるとはとても思えないのに 、彼の国ならもうなおさら…苦笑)
経済協力が必要なのか、 アメリカに頼らない外交力をもっと発揮しないといけないのか、その道程までの高度な政治的判断は私の足りない頭ではわかりませんが、 蓮池さんの言う「日本国民からの声」はしっかり広めて、 風化させないようにしないと、と思いアップしました。
今年最後にタイトルと全く無関係な、重いテーマで締め括りますが(笑)、
来年もまた皆様宜しくお願い致します。
コメント
大変貴重な講演のお話。
普通には体験できない、体験したくないのは言うまでもありません。
ある意味帰国できたのが奇跡のように思います。
最近、ニュースでは拝見しておりませんが、
年老いたご両親がい日も早く娘の帰国が叶うよう
願っておられますね。
拉致されたご両親にとっては、戻ってくる姿を見ないと
死にきれないことです。
蓮池さんのように一刻も早く拉致された方々が帰国されることを
願うの一言に尽きます。
- ※野
- 2019.12.23 20:13
いいお話ありがとうございます。
私も是非とも聞いてみたいです。
しかし、自分が拉致されたと思うと恐ろしい話ですよね。
考えられないですが。
誰か映画化して欲しいですね。
そうすればもっと色んなところに広がるんではないかなと思います。
大人の事情で映画化は出来ないんでしょうかね。